40年の住宅ローンを取り扱う銀行が増えているようで、それに伴い、利用者も増加しているようです。
35歳で40年ローンを組むと完済は75歳になります。
それでも貸してくれると返せる気になってしまいます。
住宅ローンは前半は問題ありませんが、折り返し後がキツくなってくるものです。
子どもの大学入学、収入減、親の介護など場合によっては予想もしない出来事が襲ってきます。
今の時代では、「役職定年」や「早期退職」による収入減ではないでしょうか?
3,000万円を35年ローンで組むと(ローン金利1%)、返済額は毎月84,686円ですが、
これが40年ローンになると75,857円と約9,000円近くも安くなります。
ですが、結局はリスクを先送りしているだけです。
借りた当初は返済期間が長くても「繰り上げ返済すればいいや。」と思う人がけっこういます。
ですが、できるようでできないのが繰り上げ返済です。
ちなみに35歳の人が60歳で完済しようとすると、25年ローンになります。
25年ローンで毎月の返済額を計算すると、113,062円。
かなり差が出ますね。
60代以降も同じような収入が得られる保障はありません。
25年ローンだと、60歳時点のローン残高はゼロですが、
35年ローンの場合は、966万円、
40年ローンだと、1267万円もローンが残ることになります。
長期ローンを組む場合は、60代以降にリスクを先送りしているという覚悟で借りてください。
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