基本情報技術者試験は科目A試験と科目B試験で構成されており、科目A・科目Bともに合格ラインは1,000点満点中600点以上の得点となっています。
科目Aは90分で60問(四肢択一)、科目Bは100分で20問(多岐選択式)です。
科目Aは過去問などをしっかり学習することで合格ラインにもっていくことができますが、科目Bはアルゴリズム・プログラミングの問題が20問中16問と8割を占めています。
プログラマとしての実力が試される試験となっています。
プログラミングの経験がない人も受験する人が増えているのですが、プログラミングの経験がなかったり、プログラミングの経験があったとしてもアルゴリズムの学習経験がないとなかなか合格できない試験となっていてハードルは高い試験です。
また、5分で1問を解かないといけませんので、スピードも求められます。
さらに受験生を悩ませるのが採点方法です。
1,000点中600点が合格ラインとなっているのですが、6割正答すれば合格できる、というものではありません。
採点方法にはIRT(Item Response Theory)方式が採用されており、どの問題も同じ点数では配点されていません。
簡単にいうと、
正答率の高い問題は点数が低く、正答率の低い問題ほど点数が高い配点となるものです。
簡単な問題は落とせませんし、難易度の高い問題も得点していかないと合格は難しいシステムです。
1,2ヶ月程度学習で合格できる試験ではありません。
じっくり腰を据えてアルゴリズムからしっかり学んでいくようにしましょう。
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